2022年が日中国交正常化50周年であることを記念し、華鐘コンサルタントと上海昆劇団は共同で12月10日（土）、「中国伝統文化遺産の昆劇公演“霓裳和韵”」を開催致しました。上海市の新型コロナウイルス感染症の流行拡大の影響で、従来4月8日に予定していた公演を度々延期し、最終的に12月10日、上海天蟾逸夫舞台で無事開催することができました。
 今回の公演では、在上海日本国総領事館、上海日本商工クラブ、上海市人民対外友好協会、上海市外商投資協会などよりご後援を頂き、また日本および中国の企業27社と12人の個人の方よりご賛助頂くことで、商業ベースでは考えられない豪華な舞台を実現することが出来て、大好評を博しましたこと、改めましてここに深く御礼申し上げます。
 12月10日夜は、在上海日本国総領事館の赤松秀一大使・総領事ご夫妻、上海市対外友好協会アジア処の唐為紅処長、上海日本商工クラブの垣内隆理事長などのご来賓をお迎えして、共に記念舞台をご鑑賞いただきました。公演では、上海市昆劇団の国家国宝級の芸術家の方々（岳美緹、張銘栄、梁谷音、計鎮華、蔡正仁の各氏）および谷好好団長率いる青年・中年の優秀な俳優の方々が次々に登壇し、当日劇場を訪れた観客たちにすばらしい昆劇公演を見せてくださいました。とりわけ、数名の老芸術家の方々はすでに80歳を超えておられ、このような公演はまたとないことです。約3時間に渡る公演でしたが、老芸術家の方々は元気いっぱいにすばらしい歌声と演技をご披露下さいました。
 2022年は華鐘コンサルタント創立28周年でもあり、今回の公演は、かくも長期に渡り華鐘コンサルタントをご支持ご支援頂きました日中各界の皆様、会員企業並びにお世話になりました皆様方への感謝の催しでもあります。本公演を通して、共に日中国交正常化50周年記念を祝い、日中の伝統文化交流をますます盛んにしていくことができれば幸いに存じます。今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

当日公演プログラム