2024年3月22日(金)午後2時より、華鐘コンサルタントグループ月次オンライン実務セミナー(2024年3月度)を開催しました。今回のセミナーは弊社の長谷川摂総経理助理と広州分公司の許進主任が講師として各々「粤港澳大湾区の概要」、「粤港澳大湾区の個人所得税優遇政策について」をテーマに解説しました。

長谷川総経理助理は「粤港澳大湾区」の名称の由来から紹介。地図と対比表を用いて、香港、マカオ、珠江デルタ圏の9都市で粤港澳大湾区は構成されていることを説明し、あわせてPPTで同区11都市の2023年度GDPおよび全体に占める割合を順位付けして、視聴者に多角的な観点から各都市の経済発展状況をより直感的に理解してもらいました。また、「粤港澳大湾区個人情報越境流動基準契約実施手引」といった実務操作向け政策など、国が公布している粤港澳大湾区発展の促進強化に対する関連計画、大湾区の実際の政策を解説しました。

続いて、広州分公司の許進主任が「粤港澳大湾区の個人所得税優遇政策の概要」、「広州市での個人所得税優遇政策の運用」のほか、具体的な申請事例などを一つ一つ詳細に解説しました(弊社は個人所得税申告納税代行サービスもご提供していますので、必要がございましたら随時弊社会員部担当までご連絡下さい)。

補足・質疑応答では、古林恒雄董事長が粤港澳大湾区や長江デルタ圏などを比較しながら、PPTで「2023年度アジア各国、地区及び中国各省の人口、GDPと面積」のグラフや表を提示。広東省のGDPは長年に渡り全国各省・直轄市・自治区の首位であるとし、経済の前途を過少評価してはならず、粤港澳大湾区の発展は大いに期待できるとして、企業の積極的な参加を奨励すべきだと述べました。

当日ご視聴頂けなかった方やもう一度視聴したいという方のために、以下のリンクをご用意いたしましたので、ご利用頂ければ幸いです。また当日の資料についても、以下のリンクからダウンロードすることが可能ですので、どうぞご活用ください。

　https://www.shcs.com.cn/zl/240322.html