2024年1月26日(金)午後2時から、華鐘コンサルタントグループ月次オンライン実務セミナー(2024年1月度)を開催しました。今回のセミナーは総経理助理の長谷川摂(写真左上)が、「中国事業統括現地法人の機能と地域本部の優遇政策について」をテーマに解説しました。

まず弊社能瀬徹董事・総経理からご挨拶させていただきました。能瀬総経理は「2020年の新型コロナパンデミック以降、Zoomウェビナーによるオンライン形式による各種セミナー(春季・秋季セミナー、月次実務セミナー、年2回の中国ビジネス相談会など)を4年に渡り開催した」と述べ、「月次実務セミナーは既に累計30数回を数える。その開催の利便性から開催頻度が増え、セミナー視聴者の皆さまにとっては適時多方位の情報を得ることができるものと信じている」と話しました。

セミナーでは長谷川総経理助理が「地域本部の概要について」、「北京市地域本部の情況について」、「上海市地域本部の情況について」の3つの分野で、地域本部の定義、種類、機能、北京市と上海市の関連政策や具体的な設立条件のほか、名称設定、如何にして認定を得るのか、適用される財政的優遇政策などを解説。また、「現在、中国における殆どの外資地域本部は北京市と上海市に集中している。華鐘コンサルタントは上海本部以外に北京市にも分公司があり、一定の実務経験を積み上げてきていることから、地域本部の設立や計画などの分野でも全方位的なサービスを提供することが可能」と述べました。

補足・質疑応答のパートでは、古林恒雄董事長、能瀬董事・総経理らも視聴者の「地域本部認定取得後、関連人員の5年マルチビザの申請手続き」などの実務的な質問に対して回答させて頂きました。会員企業の皆さまで関連のご質問がある方は、会員部担当又はメールアドレス（shcs@shcs.com.cn）までお問合せ頂ければ幸いです。

当日ご視聴頂けなかった方やもう一度視聴したいという方のために、以下のリンクをご用意いたしましたので、ご利用頂ければ幸いです。また当日の資料についても、以下のリンクからダウンロードすることが可能ですので、どうぞご活用ください。

https://www.shcs.com.cn/zl/240126.html