9月22日(金)午後、2023年度華鐘コンサルタントグループ月次オンライン実務セミナー(9月度)を開催しました。今回のセミナーは弊社法務コンサルティング部部長の黄蕾が講師として「押さえておくべき契約審査の基本と事例紹介」をテーマに解説しました。

弊社能瀬徹総経理からのご挨拶では、2020年の新型コロナパンデミック以降、春季・秋季中国セミナーをZoomウェビナーによるオンライン形式での開催に変更したこと、2020年6月から開催している月次オンラインセミナーの開始の経緯などを説明。また今回のテーマである「契約審査」の重要性のほか、弊社が提供可能な企業診断調査、内部審査などのコンサルティング業務について概要を説明させて頂きました。

セミナーでは黄蕾部長が、企業における契約審査の目的、着眼点、契約主体、契約対象、品質条項、違約条項、争議解決条項などの面について、具体的な事例を取り上げながら全方位的に説明。特に契約審査の目的について、合法性の判断のみならず、例えばそれぞれの当事者の理解が一致しないといったリスクの発生を防ぐため、契約の実行可能性や合理性などの確認も必要であることを強調しました。契約審査に関する事例の説明においては、一部業界の経営許可の取得について、法定手順の履行など合法性の判断、一部の合理性や実行の可能性に関連する問題について詳細に解説しました。

補足・質疑応答のパートでは、古林董事長、能瀬総経理、黄蕾部長が、視聴者からの「品質保証期間」「準拠法の適用」「保証金の設置」「仲裁の注意点」などの質問に対して回答させて頂きました。会員企業の皆様におかれましては、関連のご質問がある場合、会員部担当又は次のメールアドレス：shcs@shcs.com.cnまでお問合せ頂ければ幸いです。

当日ご視聴頂けなかった方やもう一度視聴したいという方のために、以下のリンクをご用意いたしましたので、ご利用頂ければ幸いです。また当日の資料についても、以下のリンクからダウンロードすることが可能ですので、どうぞご活用ください。

https://www.shcs.com.cn/zl/230922.html