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雲南華鐘第一、第二希望小学校竣工視察報告

上海華鐘コンサルタントサービス 副総経理 陳偉勇

1. 視察概況
   2003年11月2日〜11月7日、華鐘希望小学校義捐方及び雲南省青少年発展基金会の代表メンバー計7名が連合視察チームを組み、普洱県慶明華鐘第二希望小学校及び雲龍県天灯華鐘第三希望小学校の竣工視察を実施すると共に学校落成記念式典に参加した。また今回の視察には上海電視台新聞綜合頻道 (日訳:上海テレビ局総合ニュースネットワークチャンネル)も記者及び撮影隊を派遣して視察チームに同行させ、取材を行った。
   今回の視察を総合すると、希望小学校2校の建設は校舎建設協議書に規定する条件に符合すると共に、竣工後の2校の教育環境や教師、生徒の生活施設等は明かに改善されており、義捐金賛助者が期待した通りの効果が上がっていると感じた。
   これについて視察チームは、雲南省の2校の希望小学校建設において、上海及び雲南省希望工程弁公室並びに2校が所在する思茅地区や普洱県、雲龍県政府の多大なる協力を得て現地の各級の希望工程が実施した作業が卓越した成果を上げたものと認識している。
   現地視察の結果及び2校が提供した現地政府関係部門の認可発行による「工程質量監督報告(日訳:工事品質監督報告書)」、「竣工検収報告」、「決算報告」、「審計報告(日訳:会計監査報告書)」に基き、視察チームは2校の希望小学校の竣工と使用開始に同意した。同チームは同時に、上海希望工程弁公室がこれらの報告書を手順に従い審査した後に義捐金協議書に規定する通り工事残金の支払を実施すること並びに華鐘希望工程義捐金総額から4万人民元を奨励基金としてプールし、基金使用規則に則って2校の優秀な教師及び生徒を奨励することを提案した。
   2校の落成記念式典において、義捐方に対し雲南省青少年発展基金会は『功在当代、利在千秋(「今日の業績が永遠の利をもたらす」の意)』と書かれた額を、雲龍県政府は『華鐘遠振播希望、雲嶺深明記愛心(「華鐘が希望を送ってくれた、この愛情は永遠に忘れない」の意)』と書かれたペナントを贈り、2校は夫々賛助方代表である古林恒雄氏に名誉校長の称号を贈った。また、2校とも校内の目立つ位置に記念碑を建立した。華鐘希望小学校視察チームのメンバーは雲南省青少年発展基金会、県希望工程管理機構及び希望小学校に華鐘希望小学校義捐金賛助者全員の名前を記した「捐贈冊(日訳:義捐金贈与書)」を授与した。

2. 普洱県慶明華鐘第二希望小学校の視察状況
   学校はコンクリートレンガ構造の教室10室計564平米、飲用水施設(10kmの上水パイプの敷設、貯水池1基の建設)を新築し、6台のコンピューターを購入した。元来の計画と比べると、新築した教室面積は計画より110平米広くなっている。現場で見学した教室棟は3階建て、一部2階建て建築で各階には2教室ずつあり、室内は広く明るく、また廊下、扉、窓、室内内装等の状況を見ても、満足のいくものであった。
   学校建設資金の計画総額は45万人民元であり、うち22万元が華鐘の義捐金である。現時点で現地政府が支出する23万元は既に全額入金されており、華鐘の義捐金は4万元を残しているが、当該金額は上海希望工程弁公室が竣工審査を終えた後に速やかに全額支払われることになっている。プロジェクトの決算報告によると、希望小学校が予定した内容を完成した後に若干の余剰金が生じているが、当該余剰金については学校側がプールし、今後の教育施設の改善に充てるものとする。
   普洱県慶明華鐘第二希望小学校は10クラス、25名の教師と302名の生徒を有している。
   落成記念式典においては現地の「小金花芸術団」がショーを上演し、視察チームに深い感銘を与えた。劇団員はみな活発で可愛く、また才能豊かで、各種の少数民族の踊りを踊ったが、どれ一つをとっても非常に優れたものであった。屋外ステージのため上演条件はかなり悪く、多くの劇団員の皮膚は擦れ、靴下も破れていたが、ショーを為し遂げるために一生懸命であった。
   聞くところによると、この小金花芸術団は2002年10月に設立されたばかりでまだ歴史が浅いが既に非凡な才能を顕しており、全国中小学生芸術展への参加の他、県主催の各種催事に出演し、多くの賞を獲得しているとのことである。団長の話では、芸術団の設立は生徒の文化娯楽生活を豊かにし、生徒の成長に大きな作用があったが、現在最も深刻な問題は経費及び必要な道具や衣装の欠如であり、1〜2万元あればもっと素晴らしい演出ができるのに、ということであった。その場に同席した華鐘ストッキングの陸副総経理は、「上海に戻った後、子供用靴下を貴団に郵送し、進呈する」と即答した。また他の視察メンバーもこれに関する義捐に好意を示した。
   筆者は華鐘の義捐金を再度若干投下し、小金花芸術団の援助をすることにより我々の華鐘希望小学校を更に完成された素晴らしいものにすることを熱望するものである。

3. 雲龍県天灯華鐘第三希望小学校の視察状況
   同校は山深い土地に位置しており建築条件がかなり悪く、建築資材の運送費用が建材本体の費用を大きく上回った。視察チームを迎えるために、生徒達は前日山から松の枝葉をとって来て校内地面に敷き詰めており、我々の車が学校に入ってきた時には地面は青々とし、美しい生徒宿舎が目の前に広がっていた。宿舎棟の前には、台座に『知識改変命運(「知識は運命を変える」の意)』と金文字で刻まれた記念碑が建立されていた。
   学校は木造レンガ構造の2階建て宿舎棟1棟、建築面積505平米を新築した。宿舎棟の中央には廊下が走り、各階には8室の寝室があって各室は6台の2段ベッドが設置されており、広々として通気が良い感じであった。在校生ひとりひとりに全てベッドが行き渡っているかどうか検証するために、学校側は我々に、運動場で随意に小学生を選び、自分のベッドを指し示させてみるようにと言った。私は適当に3名の小学生を選んでみたが、彼らは速やかに私を自分のベッドまで連れて行ってくれた。視察メンバーはたまらず子供がベッドの傍らに立っている記念写真を撮った。
   宿舎棟から山に向って行くと建築面積194平米の新築食堂があり、学校側の話では既に教師生徒用の食事を提供する準備を始めているとのことであった。更に山に向うとコンクリート製の新築バスケットボール場464平米があった。
   元来の計画と比すると宿舎及び食堂の建築面積が何れも減少し、減少面積の合計は180平米であった。
   建設資金の計画総額は53万人民元であり、うち23万元が華鐘の義捐金である。現地政府が支出する部分は既に全額入金されており、華鐘の義捐金は10万元を残しているが、当該金額は上海希望工程弁公室が竣工審査を終えた後に速やかに全額支払われることになっている。希望工程費用の決算による実際使用金額は52.96万元である。
   計画では撤去することなっている74室の学生村宿舎については、県政府内に2通りの意見がある。ひとつはやはり撤去して跡地に植樹するべきというものであり、もうひとつは歴史的な建築物として保存するべきというものである。現地政府の意見は尊重するが、小学生は全て新築宿舎に居住させなければならない。

4. 華鐘希望小学校プロジェクト中間結果
   2002年12月1日に当社が『華鐘希望小学校建設に関する提案』を発表してから今回の視察が終了するまで既に11ヶ月近くが過ぎた。華鐘希望小学校3校が相継いで完成し、3校合わせて教室棟2棟、宿舎棟1棟、食堂1棟を新築し、建築面積の総合計は2,395平米となった。教育及び生活施設は何れも大幅に改善され、学校はすっかり新しく生まれ変わった。
   現在3校合わせて28のクラスがあり、58名の教師と1,949名の小学生を擁している。
   義捐金賛助各社及び個人各位の協力の下に華鐘希望小学校の募金は総額85.3万元に上り、うち計画に基いた既使用資金は82万元である。また既使用資金の内訳は次の通りである。
      @ 希望工程建築資金(3校合計):72万元
      A 優秀教師及び生徒の奨励基金(3校合計):7万元
      B 土地選択、竣工視察等の作業費用:3万元

   希望小学校3校には全て「華鐘」の名を付け、華鐘グループ各企業及び義捐金賛助者と遠く中国の北方、南方に位置する華鐘希望小学校は繋がっているということができる。我々は今後も継続して3校の建設と発展に関心を寄せ、できる限りの協力をしていきたいと考える。
   華鐘希望小学校建設に義捐金を賛助頂いた各社及び各社の組合並びに個人各位に感謝の意を表すると同時に、華鐘希望小学校建設に多大なるご理解とご協力を頂いた各級政府及び希望工程機関に感謝するものである。
   また、華鐘希望小学校の教師各位のご健康と生徒諸君の幸せを祈ると共に中国中西部貧困地区が近い将来において経済発展を遂げ、貧困から脱出することを心より願うものである。

 
  希望小学校2校における記念碑の碑文
   


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